BOTTEGA長財布のファスナー(チャック)交換と引き手補修

ボッテガの長財布をお持ちいただきました。

ファスナー(チャック)交換とエッジ(コパ)の傷みに加えて、ファスナー(チャック)の引き手が気になられていました。

ファスナー(チャック)は閉じてもすぐに開いてきてしまいます。

引き手はこのような感じで、金具に入っている部分が擦れで間もなく切れそうな状態でした。

引き手は市販されている物に交換する方がコストは安くなります。しかし、オリジナルの形状や色を合わせることはまず不可能です。
裏には合成皮革を一面に貼り合わせて、引き手の補強を行いました。

表側はオリジナルの物です。エッジ(コパ)は丁寧に作り上げました。ここまで作り上げて、最後の縫製まで加えると3時間程度の時間を要しています。特にエッジ(コパ)作りは何度も重ね塗りして整形する必要がありました。

縫製は手縫いで行い、新しいスライダーに取り付けました。
スライダー色はオリジナルと同様のシルバー色を取り付けています。ご要望があればファスナー(チャック)の色と同様のアンティークゴールドも選択いただけます。

ピックアップ撮影するとこのような感じです。補強に合成皮革を入れましたので、少し厚くなっていますがエッジ(コパ)も補修していますので違和感はありません。どちらかというと手縫製の糸が曲がっていますが、穴は元々の糸が入っていたところを使っていますので、これが限界でしょう。表面の擦れも補修して表面塗装もしていますので、本体の色とも合わせてあります。

交換したファスナー(チャック)はこのようになりました。使用しているファスナー(チャック)の金属部はアンティークゴールドです。生地の部分は購入する時点でオリジナルに最も近い色を選択して購入しています。

仕上がり状態はこのような感じになりましたが、エッジ(コパ)も修復できているのがお判りでしょうか?

お客様にお渡しする時に「引き手もキレイになっていますね。」と言っていただきました。お客様はこの部分が一番気になられていたようです。他店では引き手だけを補修するようなことは非常に稀だと思います。当店ではオリジナルに近いリペアを行っていますので、このようなご要望もお受けしています。

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