レーシングスーツへのワッペン縫い付け

「ワッペンを取り付けて欲しい」とバイクのレーシングスーツをお持ちいただきました。
身体全体を保護するために、スーツは大変に重量があり。縫製するには取り回しが大変です。

ワッペンの縫い付け場所は、体を守るための、クッションが入る背中部分です。非常に曲面がきつく、単純な直線縫製では取り付けできません。

ワッペン取り付け後の、内側からの縫製状態です。ワッペン全周を縫製するのですが、大変に重量がありますので、簡単にクルクルと方向転換が出来ませんでした。そのため折り返し縫いを多用しました。
直線の部分も一直線にはなっていません。こちらは、取り付ける面が最終的に曲面になるため、微妙な調整縫いをしているからです。

ワッペンも作り方によっていろいろとありますが、こちらは青い台紙にシルバーの文字を固定するタイプでした。しかし、「A」文字の左右がV字にカットされていたので、縫い付けの順番を工夫して曲がらないように取り付けしました。

本物のレーシングスーツへのワッペン縫製取り付けはこれが初めてでしたが、ものすごく重たくて取り回しが大変でした。また、クッション材を入れる背中は大きな曲面のため、曲がらないように取り付けるために縫製の順番に工夫する必要がありました。特にクッション材は内側にファスナーで固定する構造だったため、一度ファスナーを取り外しての縫製になったため、予定以上に時間が掛かりました。
滅多にお目に掛かれないレーシングスーツに、ワッペン縫い付けというご依頼でしたが、大変勉強になりました。

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