レーシングスーツへのワッペン縫い付け

真新しいレーシングスーツをお持ち込みいただきました。
ワッペンが届いたので、使用する前に縫製で取り付けて欲しいという事です。

転倒時の頭保護のための背中のクッション部にも取り付けて欲しいという事でした。

背面にはもう横に長い大きなワッペン縫製もあります。

袖上部の左右にも取り付けて欲しいという事でした。
曲面に合わせて、どれだけ綺麗に縫い付けられるかが技術の見せ所です。

縫製後の右袖上部です。

左袖上部にも同様のワッペン取り付けをしています。

背面の長いワッペンは素材が非常に薄い素材で、ワッペン取り付けには向かない物でしたが、お客様の強いご要望で縫製取り付けすることになりました。

背中のクッション部のワッペンは厚みがある従来からのワッペンです。

表の6枚のワッペンも非常に薄い素材のワッペンでしたので、若干の歪みがあります。
素材が薄いために縫製中にスベッてしまい位置ズレが発生してしまったためです。再度仮止めを行い何とか縫製は完了しましたが、お客様の評価が気になります。

薄いワッペンはほとんど厚みがありません。

従来のワッペンは厚みがあり、刺繍糸が立体的になっています。
こちらのワッペンの取り付け位置が、一番曲面になっていますが、従来タイプのワッペンは綺麗に取り付けられています。

お客様に薄いワッペンの話をすると、
「ワッペンが届いた時に、薄すぎるので作ったところに確認したんですが、仕方なかったんです。これだけ綺麗に取り付けしていただき満足です。」
と言っていただきました。ホッとしたひと時です。次回からは従来からのワッペン取り付けのみにしたいと思いました。

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