キーホルダーのホック金具交換

キーホルダーをお持ちいただきました。お土産でいただいたとのことですが、バネが弱くてすぐに外れてしまうというお話でした。
状態を見るとほとんど使用されていないように思われます。

ホックのバネを確認すると、それほど傷んでいるとは思われませんでしたが、ホックの凸部にはめても勘合が弱く、すぐに外れてしまう状態は確認できました。

ホックの凸部を確認すると少し変形しているように見えました。両方のホックを交換すれば勘合は良くなりますが、今回は凸部にも頭が必要でしたので、弊社には在庫されていないタイプでした。

ホックのバネ側は頭のあるタイプがありましたので、オリジナルの物よりも勘合が良いことを確認してお客様にもご了解いただきバネホック側だけを交換することにしました。

交換する前にオリジナルのバネホックとサイズを比較してみました。左が新しい物ですが、微妙にサイズが小さいのがお判りいただけると思います。僅かなサイズ違いですが、確かに勘合は良くなりましたので、サイズとバネによって良くなることが確認できました。

交換後のバネホックです。オリジナルには文字が入っていましたので、交換したことが画像からもすぐにお判りいただけると思います。

交換が終わったバネホックの頭側です。オーソドックスな光沢シルバーでしたので、交換したかどうかは全く判らないと思います。
金具はブランドが独自のサイズや形状を使っていることも良くあります。さらに色もシルバー以外にゴールドやアンティークゴールドも良く使われていますし、ブラックも良く見ることがあります。それに加えて光沢があるタイプと艶消しタイプもあります。
また、今回の頭側は一番オーソドックスなタイプでしたが、頭側の方が独自のデザインを施されている物が多く、その場合は弊社では手が出せません。そのような場合はブランドメーカーに修理にお出しいただくしかありません。

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