2018-02-05 / 最終更新日時 : 2021-07-08 knishikawa ブランド財布 PRADAの財布のご依頼です 全体的に擦れが激しく、色褪せもかなり進んでいます。 折りの部分は糸がほつれて穴が開いています。 反対側も同様の状態です。 穴を塞ぐために部品として革を切り出しました。形状が異なるのは、それぞれの部位の状態が異なるからです。 塗装前に穴を革で塞いで縫いを入れます。 塗装後の状況です。 反対側の修理も完了しました。 塗装後の全体です。完了後、お客様にとって大切な財布だったようで、いままで通り使えるようになったと、お手紙をいただきました。最初手にした時は、しっくりしなかったということでしたが、今まで使用していた革クリームをご利用になられたら、以前の手触りに戻ったということも書かれてありました。弊社にとっても記憶に残る施工になりました。 Follow me!