GUCCI二つ折り財布のエッジ（コパ）補修
お持ちいただいたグッチの二つ折り財布。見たところ、表面には大きな傷みはありませんでした。
反対側も表面に傷みはほとんどありません。
しかし、上部に黒いラインが無くなっているのがお判りになるでしょうか？
エッジ（コパ）部をピックアップすると革の無くなっている部分がお判りいただけると思います。
お札を入れる側はさらに革が無くなっているのがご覧いただけます。特に二つ折り部は完全に革が無くなってしまっているのがお判りいただけると思います。
補修が完了した状態です。ひとつ上の画像と比較いただければ、補修状況が明らかです。
反対側も同様、補修状況が非常判り易いと思います。無くなっていた革が元々ののように穴が塞がって続いているのがご覧いただけます。
表面の塗装はしていません。補修しているのはエッジ（コパ）部だけです。光沢を合わせる事で違和感は全くないと思います。
取りに来られたお客様は、全体に状態を確認されて、十分にご満足いただけたようでした。
「この状態がどの程度保てますか？」
というご質問をいただきました。弊社の答えは下記の通りです。
「何年お使いになって、革切れが起きましたか？補修しても擦れはありますので、同程度の年数を経ると同じように穴が開いて来る事はあります。」
と答えさせていただきました。その程度の耐久性は考えて施工しています。
お客様には安心してお持ち帰りいただけたようです。
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