2025-11-06 / 最終更新日時 : 2025-11-23 knishikawa ブランド財布 CHANEL長財布の汚れ補修 シャネルの財布をお持ちいただきました。あまり使用感はなく綺麗な状態でした。 背面も傷みなどはありませんでした。 お持ちいただいた理由は、財布の底面に付いた汚れでした。何か文字のようにも見えました。 弊社では、汚れについてはお客様の目の前でクリーニング液を使って、まずは除去できるかを試みます。しかし、クリーニング液で効果が無い場合は、全体的に塗装することで汚れを見えなくする方法も採用しています。 お客様に塗装のご発注をいただいた後も、溶剤を使って汚れ除去を試すようにしていますが、それでもダメな場合に塗装を行います。 今回は下地処理として行っているIPA(イソプロピレンアルコール)で汚れ除去を試みましたが、残念ながら汚れは落ちませんでしたので、塗装を行っています。ただ、ブランド名が入っている面は全く傷みがありませんでしたので、塗装は行っていません。そのため、微妙にオリジナルの色とは異なると思います。 100%の色を作るのは正直とてもできるものではありません。いかにオリジナルの色に近づけられるかを追求するようにしています。 お客様にお渡しすると「汚れていたのが、どこだったのか全然わからなくなっていますね。」と言っていただけました。色も違和感は無かったようです。今回は財布の一部を塗装する方法で施工しています。時々、汚れのところだけを補修してほしい。というお話をいただきますが、それは100%の色が出来ない限り難しいので財布などの小さな物では行っていません。それでは、革部全てを塗装すればいいのかというと塗装面積が大きくなると価格を上げることになりますので、全てに採用するわけではありません。その状態に応じて、リペアのご提案をさせていただくのが弊社の方針です。