2025-11-23 / 最終更新日時 : 2025-11-27 knishikawa ブランドバック COACH手提げバッグの持ち手リペア(補修) コーチの手提げバッグをお持ちいただきました。本体にリペアした方が良い傷みはありませんでとした。 反対側も同様にリペアが必要そうな傷みはありませんでした。 お持ちいただいた理由は、持ち手の傷みでした。表面の色がポツポツと革目に沿って割れているのがご覧いただけます。 表面の革が切れてしまって、穴の開いているところもありました。穴が開いていますので、裏側に革を入れて補修する必要がありそうです。 同じ場所を位置を変えて撮影しました。コパが切れているのがご覧いただけます。 他の場所にも小さな穴が開いている箇所がありました。表面の色が無くなってしまっているところですが、写真では穴の大きさが判りませんでした。 持ち手の裏側も同様に傷みがありましたので、表面だけでなく裏面もリペア(補修)する必要がありました。 持ち手の裏側をリペア(補修)した状態です。下地処理をしっかり行って、塗料の食いつきを良い状態にしてから塗装しています。傷みの多い箇所は下地処理が非常に大切です。 表面も塗装が完了しました。色に関しては弊社で調色しています。こちらの色は「ブラック」「ホワイト」「イエロー」「レッド」の4色で調色を行って色を作っています。 表面の革が切れていた箇所をピックアップ撮影しました。画像の右手の方の一部に「プクッ。」膨れている部分があるのがご覧いただけるでしょうか?こちらが裏側に革を入れて接着してから塗装している箇所です。 革を裏に接着した部分をさらにピックアップ撮影しました。表面のキズは確認できないと思います。コパ切れしていた部分もリペア(修復)出来ているのがご覧いただけると思います。 こちらがリペア(補修)した後の持ち手の表面全体です。裏側に革を入れた部分も2箇所写っていますがお判りになるでしょうか? 持ち手は面積的には非常に狭い部分です。それでも穴開き補修以外に表面の色の作成やコパの補修など手間の掛かるのは面積に関係ありません。小さな場所の方が工賃当たりで考えると高くなってしまうのは仕方ありません。努力や経験だけではカバーしきれない部分なのです。 持ち手は、傷んでいた箇所の塗装は厚めにして、傷んでいない部分は比較的薄めの塗装になりますが、持ち手の全体塗装は行っています。塗装していない本体の持ち手根本(本体に縫製している箇所)と比較していただいても色の違和感はほとんど感じられないと思います。受け取りに来られたお客様も出来上がりにご満足いただけたようでした。