本革ビジネス鞄の金具交換

本革のビジネス鞄をお持ちいただきました。把手の右側に金具の無い事を見ていただけます。

取れてしまった金具をお持ちいただきましたが、下部の金属が折れており新しい金具に交換するしかなさそうです。
同じ形状の金具はなかなか見つけることが出来ません。特に海外製や年代の違いによることが大きいようです。

また、折れた金具を元々取り付けてあったところに入れてみましたが、台座の穴には残念ながら通りませんでした。
把手を取り付けた後に縫製を行っている組み立て方で、台座の裏側に金具は見えていませんでした。

新しい金具を購入して取り付けてみました。穴にギリギリ通る少し太めの金具です。台座のゴールド色とそれほど違和感は無さそうです。
金具を購入する場合でも、
・金具のサイズ『今回は穴に通るかが重要』
・色調『今回はゴールド色』
・光沢感『高光沢の金具』
に注意して購入しました。お店によって品揃えは様々で、同等の物はあっても『サイズ』や『メッキ』の仕上げ方によって特徴がありますので、弊社でも5~6店の仕入れ先から購入しています。

左側の金具は破損していませんでしたが、片側交換では違和感が出ますので左右共に交換しました。
使用した金具はDカンのように見えますが、穴に通す必要があるため、ネジカンを使用しています。

完了後の状態です。
元々の金具と、交換した金具の違いは形状だけでなく、高さが少し(約5mm)低くなっています。その理由は穴に通す必要があったからです。穴を通さないで加工するためには縫製を外す必要があります。そうすると修理時間が多くなり、結果として修理代が高くなります。今回は修理代を押さえながら違和感の無いようにすることが必要でした。

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